技術説明:
複合鍍技術は材料表面強化の手段として、その鍍膜は高硬度、耐磨耗性、自潤滑性、耐腐食性、特殊な外観と電気接觸、電気觸媒などの機能があるため、大いに注目されています?,F在、ナノメートル微粒複合鍍膜の設備方法は主に複合メッキ、複合化學メッキ、複合電気ブラシメッキと噴塗などがあります。基體金屬と微粒の性質によっては、高硬度、耐磨耗、自潤滑、耐熱及び耐腐食蝕などその他機能性のある鍍膜になります。
主な成分:
1、複合鍍ナノメートルSiC濃縮ペーストは高純度分散ナノメートルSiCで、脫イオン水と少量の分散剤で、無毒で環境にも無害です。
2、複合鍍ナノメートルNi-P-TiON濃縮ペーストは高純度分散ナノメートルTiONで、脫イオン水と少量の分散剤で、無毒で環境にも無害です。
性能特徴:
高顕微硬度
鍍膜にナノメートルSiCを入れることで、鍍膜の顕微硬度が大幅に向上します。A3鋼板上のニッケル基 SiCナノメートル複合鍍膜の研究結果によると、SiC粒は鍍膜で平均に分布します;SiCナノメートル鍍膜の硬度は純ニッケル鍍膜の3倍です。Ni-SiCナノメートル複合電鍍技術の研究で、最高の條件で件下での鍍膜は顕微硬度が897HVに達し、純ニッケル鍍膜の4倍で、耐腐食性が純ニッケル鍍膜の3倍以上です。鍍膜は晶粒が小さい上に、表面も滑らかで、しかも構造が平均、緻密で、ナノメートルSiC粒はきれいに複合鍍膜に分散しています。
高耐磨耗性
鍍膜にナノメートルSiCを入れることで鍍膜の耐磨減摩性があがります。ナノメートルSiC複合鍍膜は接觸による摩擦が発生する場合、浮いているSiはメイン滑り面になって、先に磨耗します。脫落した後、基質が磨耗します。また、微孔(Microporous)に油が貯蔵され、潤滑効果もあります。摩擦面に液體やペースト潤滑剤を塗ることと比べて、自潤滑できる複合鍍膜は高溫、低溫、真空、強輻射など悪い環境でも獨特なメリットがあり、乾摩擦ベアリング、ブシュ、シールリング、ベアリングホルダなどに使われています。Ni-PナノメートルSiC鍍膜耐磨耗性への研究によると、ナノメートル複合鍍膜の磨耗量はNi-P合金鍍膜より小さいことが判明しました。鍍膜の磨耗量はナノメートル粉體含量の増加に伴い減ります。熱処理後、ナノメートルSiC含量が4.0g/Lの場合、耐磨耗性はNi-P合金鍍膜より4倍も強いです。
耐腐食
複合鍍ナノメートルNi-P-TiON濃縮ペーストの耐腐食性がNi-P合金鍍膜より強い原因としては、ナノメートル粒は鍍膜で広く分散し、ナノメートル粒が小さくて、晶粒細化作用がある同に、鍍膜析水素による穴を埋めることと、ナノメートル粒の表面原子は非常に活躍で、鍍膜の中の金屬原子と拡散が発生し、配位吸著または化學結合になるため、鍍膜の結合力がもっと良くなり、鍍膜の致密度を上げることです。35umのNi-TiON鍍膜の中性耐塩霧実験は1000hに達するため、その耐腐食性が強くなります。
使用方法:
本スラリーがそのまま長く置かれると、ソフト沈殿が発生しますが、性能には影響しません。使用する前に、スラリーを沈殿がなくなるまでよく混ぜ、20分の超音波分散あるいはサンドミルで30分の砂砕してから、メッキを始めるとき、溫度を50-60℃に上げた後、ノメートルスラリーを化學鍍鍍液1Lにナノメートルスラリーを20mlぐらいの比例で入れます。電鍍鍍液1Lごとに30-80ML(具體的な用量は実験狀況により調整すること)を入れ、PH値を4.6-5.4 (鍍液により調整すること)にし、よく混ぜます。鍍液溫度が作業溫度(約70-80 ℃)になってから、100-200r/minでメッキします。
コメント:メッキする前に、サンドペーパーで磨きをかけ、エタノールに10分ぐらい入れます。その後、水で洗い、弱酸に1分ぐらい入れてからで洗って実施するほうがもっと有効です。